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「オリジナの痛ジャージって、どうやって作るのですか??」



というご質問をたくさん頂きますので、デザイン作成数ナンバー1の【ちどりざくら】がこっそりと教えます!

痛ジャージだけでなく、画像データを使用したジャージの作成も基本的には同じなのでご参考にしてください。


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使用したいイラストやキャラクターのイラストレータ(aiデータ)で作った
ベクターデータを入稿できる方はそれでOK!カラー設定はCMYKで。これがベストなデータです。



ベクターデータって何??イラストレータなんて使えないよ!という方が大半だと思います。
そんな場合に、画像データの登場です。
画像データなら入手できる方も多いかと思います。
そこで、画像データを使用した過去の作製例をもとにどうやって作るのかをご説明致します。


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サイクルジャージの前身のデザインデータです。
完成イメージ

このジャージは2つの画像データを入稿して頂いてます。
①炎の「焼肉」という文字の画像
②牛と肉を焼いている画像

つまり、【ちどりざくら】で作成した真っ黒な背景データに
背景

①炎の「焼肉」という文字の画像データ(入稿データ)を
入稿データ1

【ちどりざくら】が合体させます。
ステップ1

さらに、②牛と肉を焼いている画像データ(入稿データ)を
入稿データ2

【ちどりざくら】が更に合体させると完成です。
完成イメージ

このように作製します。
作製するデザインにもよりますが、①と②が合体している画像データの入稿でも大丈夫です。
しかし、サイズ展開(例:SサイズとXLサイズを作りたい)の有無や、そもそも作製するサイズによって
上手く配置出来ないケースも出来来ますので、①と②のように別々のデータに分けたほうが良いです。
欲を言えば、②の画像データも牛の画像と肉を焼く画像とで分けれると更に良いです。

さらなるポイントとして、今回のデザインの場合は画像の切り抜きが必要です。
切り抜きをされていない背景が白い画像データを
背景あり画像

使用すると
完成イメージ_NG

このようになってしまいます。
切り抜き処理が出来ない場合は、背景を白色にしたりと考えなければなりません。


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次は、画像データの条件についてです。何でも使用出来るわけではありません。
条件は
①実際に使用したい大きさ
②解像度は240dpi程度
③カラー設定はCMYK
④保存形式はPSDデータ
1~4を全てクリアしている画像データがベストですが、要相談も可能ですので1つずつ簡単に説明します。

①実際に使用したい大きさ
これは、必須です。小さい画像データは拡大するとプリントが粗くなります。
先程の牛の画像も、仮に小さい画像データだとして拡大しなければならないとすると
画像が粗くなる

このように粗くなります。
つまり、使えなくはないのだけど引き延ばした(拡大した)だけプリントが粗くなります。
ただ、少し大きさが足りないくらいでしたら拡大してプリントもしますのでご相談ください。

②解像度は240dpi程度
解像度の調べ方が分からない方も多いと思いますので、実際に使用したい大きさで粗くなければ、それでOKです。
解像度が低すぎるのも問題ですが、解像度が高すぎるのも問題なので
解像度をいじれる方は240dpiを目安にしてください。

③カラー設定はCMYK
こちらも設定できる方はお願いします。
ジャージプリントはCMYK設計なのでRGB設定だと色の感じが変わってしまう場合があります。
赤が青になるようなことはありませんが、色にこだわりたい方はCMYKに設定してください。
ただし、実物とパソコン画面とでは色の差異が生じますので事前にご了承ください。

④保存形式はPSDデータ
カラー設定や解像度がいじれるのでPSDデータがベストです。
ただし、JPEGやJIFデータしかなければ一度ご相談ください。
データが壊れやすかったりするようですし、色味が少し変わってしまう可能性がありますがチャレンジしましょう!


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キャラクターなどのイラスト以外でも、カメラで撮影した風景や人物写真でもジャージに使用することが出来ます。
こちらで説明した方法が全てではありません。
デザインや画像によってもデータの条件が変わってくることもありますので一度お気軽にご相談ください。

また、痛ジャージや画像データを使ったジャージ作製の大前提は、使用許可があるデータを使用することです。
ご自身で著作権や肖像権などに違反していないか調べる、または許可を得てください。